スコーンについて
紅茶のお供に欠かせないのがスコーン。
実は、このスコーン、スコットランドのスコーン城にある玉座〔国王の戴冠式に使われる椅子〕の土台石、「運命の石」と呼ばれる「The Stone of Scoon」をかたどったもの。そこで、「神聖なものに、刃物は入れてはならない」と、オオカの口〔スコーンの割れ目〕を、ナイフではなく、手の形のフォークで2枚に割るのです。
お隣の美味しそうな写真は、イギリスの「チャートウェル」〔チャーチルが首相時代に使っていた館。今はナショナルトラストとなり見学可能〕のティールーム。
クリームティーをお願いしたら、ステンレスのポットにたっぷりのお茶と、赤ちゃんの握りこぶしほどのスコーンが2つ出てきました。添えのジャムの小瓶は、イギリスの方は、1回で食べきる量です!もちろん、1人前です。ボソボソのスコーンは、口の中で紅茶とともに溶けてゆきます。美味しい!4杯分もあるポットティーは、大きなスコーンを食べきるには、必要な水分量です。日本人の胃は、途中で閉口です。そういえば、レストランのお料理も量が多かったなあ。
イギリスでは、たくさんのスコーンに出会いました。みんな違った雰囲気です。「イギリスのスコーン」は、「日本の肉じゃが」。お母さんの数だけ種類があるのですね。ローズマリーでは、「ゆうこさん風」。日本人の胃と相談した大きさで、スコーンに凝るか、手作りジャムに凝るか・・・・季節と店主の気分しだいです。
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